今日も稽古の帰りは安と「やまちゃん」へ。話はまたもや芝居について。今回は演出と演技を熱く語る事に。(役者同士の飲み会はやっぱり暑苦しい⁉︎)
『海と日傘』のト書きはかなり細かい。セットも大掛かりに組んで実際の日常風景が存在し、それらが物語を語り始めるかのような作品だ。しかし、今回の演出では舞台をかなり抽象化し、役者の演技に否が応でも目が行くようにしている。これにより役者の演技への比重がかなり大きくなっている。
その為、演出の際には台詞を発するタイミング(食い気味に行くのか、間を取るのか、それはどれくらいか)、早口かゆっくりか、目線をどこに置くか、体重は前か後ろか、違和感のない範囲で整理、修正していく。また、曖昧に見えかねない余分な動きは刈り取る。これにより言外の言葉、本音を見えやすくする。
安には、他の役者の演技を邪魔しないようにしつつも、台詞を発している役者を引き立て、後々の自分の台詞に繋がるように常に空気を埋めて行くような演技をするようリクエストすると「え〜、そんなこと出来ないですよ〜」との反応。「うるさい安!お前がやらんで誰がやるんだ‼︎」という事でやまちゃんミーティングは続いていったのでした。
劇団シアター・ウィークエンド 2017年スタジオ公演
海と日傘
監修:松本喜臣
作:松田正隆
演出:岩田浩明
東京公演(開演時間・会場)
6/3(土)18:00
6/4(日)13:00
中野Studio twl 東京都中野区新井3−16−7
※※開場は開演の30分前
お問合せ
HP:http://www7b.biglobe.ne.jp/~tws/ TEL:(052)762-3160
Fax:(050)7770-3626 Mail:theater_weekend@yahoo.co.jp
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