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2017年12月9日土曜日

大阪 阿倍野で『ダークマスター』

『庭劇団 ペニノ』の作品は観ていて心がざわつく。今回の『ダークマスター』もそんな感覚を期待を胸に大阪の阿部野の「oval theater」迄遠征。会場は阿倍野駅のすぐ近くだが、裏手でわかりにくい。

会場入口は「キッチン長嶋」と描かれた扉。会場もこじんまり、まるで本当の洋食屋のように雰囲気を盛り上げる。流石タニノ作品、今回もしっかり舞台美術が作り込まれて空間を埋める。

舞台はとある大阪の寂れた商店街の一角にある寂れた洋食屋 キッチン長嶋。旅の疲れで閉店後の洋食屋を若い男が訪ねるところから話が始まる。マスター役の緒方晋さんの空気感、メインのFOペレイラ宏一朗さんはシーン毎の変化はわかりやすい感心した(時間的には成長が早過ぎな感じも)。それでもこの2人の存在感は圧倒的で、他の出演者とは大きな差を感じた。この2人で物語をグイグイと引っ張っていた。

タニノ作品を堪能した後は、京都でクラフトビールの店に。高校の同級生がアテンドしてくれた。突然の声掛けにも仲間が集まってくれて有り難い事だ。

好きな芝居を観て、気のおけない仲間と飲む。人生の大切な時間を過ごせました。

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