KUDAN Project『くだんの件』

三重県総合文化センターで上演されたKUDAN Project『くだんの件』を観に行った。

「くだん」
「例の」とか、「あの」などの意味に使われるが、ここでは妖怪のことで半人半牛の姿をしており、ぜったいに外れることのない不吉な予言を残して死ぬという妖怪「件」のこと。

ヒトシのもとに、昔二階で飼っていたくだんを探しにタロウがやって来るところから物語はスタート。夢と現実を行ったり来たりのかなりシュールな展開。登場人物は２人だが、色々仕掛けが為されていて実際には１０人以上が関わっているとか。映像なら簡単に編集でできても、実際に役者が舞台でやるとなると結構大変だ。
初体験の天野天街作品。とてもとても非日常を感じさせてくれる作品でした。