このブログを検索

このブログを検索

2016年10月23日日曜日

歌舞伎初体験『錦秋名古屋 顔見世』


ビレッジホールで上演された『錦秋名古屋 顔見世』を観に行った。実は生歌舞伎は初体験。幕間に弁当を食べたり、解説のイヤホンガイド、劇場で買う栗饅頭…みんな新鮮でした。

最初の演目は『橋弁慶』。威勢を表したり、怒りを表したりの足踏みは解説を聴いて知りました。京劇やマイム、ダンスと同じで型が大事なんだろうな。

演目は二つ目は、『壺坂霊験記』。霊験は観音様の御利益の意味。ありがたい言い伝えのお話。目の見えない座頭沢市は染五郎、女房のお里は片岡孝太郎。崖から沢市が身を投げ、それを追った里も身を投げる。観音様により信心深い二人は助けられ、更に沢市が目が見えるようになる。目が見えるようになり「初めまして」のセリフはコミカルだし、最後に二人ではけていくシーンはジーンときてちょっと涙ぐんでしまった。

最後の演目は『じいさんとばあさん』。森鴎外の作品。これは典型的な歌舞伎といった趣ではない作品。構成は面白い。

くまどりくんも初めて知ったし、兎に角新鮮な体験でした。

0 件のコメント:

コメントを投稿