名古屋初見参の木ノ下歌舞伎の『義経千本桜』を観劇。ウィークエンドのサポーターでもある先輩に誘われてやって来た。最初誘われた時は「歌舞伎~?」と思ったが、「演出 多田淳之介」の文字を見つけ行く事に。木ノ下歌舞伎自体も歌舞伎の演目を現代語にして、演出も作品毎に演出を変えるのが特徴。東京デスロックの本公演ではないが、多田氏がどんな味付けにするのか興味が湧いた。
のっけから激しいロックミュージック。今回、青年団の役者さんも何名か出ているが、現代口語演劇から真逆からスタート。本編は、歌舞伎と現代語と若者言葉⁉︎がシーンによって、場面によって入れ替わる。芝居全体としては心象風景を歌舞伎、音楽そしてダンスと照明と、演出の力を前面に押した舞台だ。空気は柿食う客にも通ずるものがある。歌舞伎の約束事なども非常に彼の演出と親和性が高い感じがした。
帰りは「むさし」で乾杯!
お疲れ様でした。
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