昨晩観たのは今更ですが、『アメリカン・スナイパー』。
2014年に公開されてアカデミー賞音響編集賞を取った作品で2003年から4回のイラク遠征をしたネイビーシールズの伝説のスナイパー「クリス・カイル」の自伝を映画化したもの。
監督はクリント・イーストウッド、主演はブラッドリー・クーパーでプロデューサーも務めている。
リアリティのある密度の濃い作品。流石はクリント・イーストウッド。クリント・イーストウッド自身は反戦派でありながら、どちらに寄るでもなく政治的な色を排し、戦場に行った人間が重圧でPTSDになり壊れていく様を掘り下げて描いている。アメリカでも左派、右派からの絶賛と批判と両派間の議論を巻き起こした。狙い通りといったところか。
主演のブラッドリー・クーパーは18kgも体重を増やし、クリス・カイル本人ソックリになっていた。流石プロデューサー、気合いが入っている。
疲れたけど観て良かった。
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