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2016年7月11日月曜日
岡崎藝術座 『+51 アビアシオン, サンボルハ』『イスラ! イスラ! イスラ!』2演目通し‼️
今回、三重県初見参の岡崎藝術座 『+51 アビアシオン, サンボルハ』『イスラ! イスラ! イスラ!』の2演目通しで観た。
『+51 アビアシオン, サンボルハ』は、実際のペルーの通りの名前。神里氏のオリジンを訪ねる実際の旅から作られた作品。
『イスラ! イスラ! イスラ!』は、スペイン語の島。小笠原諸島、ジョン万次郎の足跡を訪ねた取材に基づいて作られた作品。
以前は会話劇もやっていたようだが、最近の岡崎藝術座のスタイルは、モノローグと身体表現を組み合わせたシンプルで前衛的なスタイル。ちょっと格好良いスタイリッシュな演劇といった所か。
神里氏の織りなすテキストはシニカルでありながら、情熱的であり、詩的な印象。神里氏はまずは戯曲として書き、役者の口を通した時にリズミカルでなければテキストをあらためて見直していくとの事。
��演目とも圧倒的な言葉の量に驚かされる。モノローグは観客の想像力を掻き立てる事が物凄く大切。台詞でこれを行うには、役者がどれだけ想像力を働かせているかが問われる。
この作風は役者にあまりにも負担が掛かっている。役者の立場で考えるとちょっと恐ろしい。アフタートークで武谷さんが、「こんちくしょう」と思いながらやってると言っていたが、まぁそうなるわな。
神里氏は、9月からアルゼンチンに一年間留学されるとので、次の作品は来年の11月頃との事。何れにしろ楽しみです。
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