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2015年10月3日土曜日

『ろくでなし』合評会~打ち上げ


もう次回公演の稽古が始まっているが、9月公演の事をちょっと。
公演が終わると劇団では最後に合評会と言う名の反省会が開かれる。今回は東京公演の後に合評会と打ち上げをセットして貰った。


今回の『ろくでなし』は、10年前に書いた物の再演で今回に合わせて結構書き直した。
元々この作品、ラストシーンで「ろくでなし」が華やかに歌われる場面を思い浮かべたところから書きはじめた。年越し派遣村が話題になるちょっと前で、ホームレス問題に注目されて始めた頃でもあった。あの当時は、ホームレスの体験したノンフィクション作家の本なども読んだが、あまり悲惨な描かれ方より自由人としての側面が強く描かれていた。そんな空気もあまり悲惨な面を強調せずに描いたのに影響を与えていたかも。とはいえ、当時の自分は社会問題への意識が強く、ノンフィクション物の読み物が殆どでその意識が色濃く出ていた感はある。今回の書き直しにあたり、日常の心の動き、探り合いを見たり描きたいとの意識が強くなった。しかし、演出にあたっては普段からストレートに感情を出す演技に慣れている役者が多くその修正に時間が掛かった。このあたりは、引き続き課題になるかな。


打ち上げは以前からお世話になっている「栗八」。マスターのチャーリーさんは元名古屋の雑誌の編集長で、名古屋のラジオのパーソナリティーを務めていた経歴の持ち主で、オーディションで、座長の松本とも一緒になった事もあるそうな。口癖は「頼むよー❗️」、とにかく陽気なおっさんだ。

二階に座敷が。

お祭り男登場!

なぜか鉄板焼きの店でどら焼きを

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